和について
勝って和す というけれど
http://d.hatena.ne.jp/nakahara88/20061123
を書いて以来、和 について考えていましたところ、よい本がありました。
![井沢式「日本史入門」講座〈1〉和とケガレの巻 井沢式「日本史入門」講座〈1〉和とケガレの巻](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/512YCGN77BL._SL160_.jpg)
- 作者: 井沢元彦
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
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和というのは、聖徳太子の憲法十七条から来ている日本の考え方らしい。
この本では、「話し合い絶対主義」として紹介されています。
トップダウン型の典型的な織田信長も、話し合いの場を持ち、話し合いを行いその中で自分の考えと一致しているものを採用する。という方法をとっていたらしい。
私は、基本的にトップダウンでスピード優先というやり方が好きですが、「話し合い」も必要である。というふうに感じていました。この「感じている」部分というのが、日本人であることの特徴であるのかな?と思いました。
「話し合い絶対主義」ではありませんでしたが、話し合いの重要性は感じていました。
いまどきの会社のやり方になにか漠然とした疑問を感じている方は、ぜひご一読ください。少しすっきりすることができると思います。
# 今週は、毎日違う都府県でお仕事してそうです。今日は大阪でした。