[MVNO] 安いものにはわけがある
最近のMVNOでの盛り上がっていますが、購入後のトラブルになる前に一言。
「安いものにはわけがある。」
MVNOは、キャリア(ほとんどドコモ)から回線を借りて、・・・。という説明が多いですが、
この表現に対して、違和感を感じています。
私は、「MVNOは、キャリア網に接続しています。」というほうが、しっくり来ます。
MVNOの接続についてのざっくりとした概要は以下のような感じです。
1.SIM(スマホ)
↓ <----ここは、キャリア網を借りている。と言えます。
2.キャリア網(ドコモなど)
↓ <----ここは、接続している。(ここがキャリアとMVNOの大きな違い)
3.接続ゲートウェイ
↓
4.MVNO事業者
↓
5.インターネット接続
この流れの2.と3.の接続があることで、MVNOでは混み合っている場合に、かなりのネットワーク速度が低下します。
(昼休みや、通勤時間など。)
様々なプランで、「?GBを超えると200kbpsになります。」という制限を目にします。
この表現だと、常に200kbps以上出ていると思わている方が多いと思います。
実際には、混み合っている場合は、200kbpsも出ない場合があります。
このようなことを理解した上で、格安サービスを利用していただければ、
購入後のトラブルが減り、ハッピーなMVNO事業が発展していくと思います。