日本の電機産業は大丈夫なのか?

iPhone 3G は、結局、購入していないが、やはり気になる製品です。

このような使いたくなる製品が、出ないことを嘆いている記事はよく目にしますが、それよりも、もっと残念に思う記事があります。


iPhone 3G分解】3G対応チップはInfineon社、メイン・メモリー東芝が供給
http://www.eetimes.jp/contents/200807/36645_1_20080714160713.cfm


タイトルだけ見ると、東芝さんが、がんばっているいるように見えますが、内容を読むと、NAND型フラッシュメモリだけです。

他の部品ついては、まったく日本メーカが採用されていません。


日本の電機産業は、
「最終製品の製造は、コスト競争で中国などに勝てないから、コア部品で勝負する。」
という話しだったはず。

あるいは、
「これからはソフトウェアを生かした、新しい使い方を提案することで付加価値を上げる。」とか、いう話しもあったはず。


これら両方とも実現できていない!

このままで大丈夫なのだろうか?



日本を憂う前に、自分自身の心配をしなければならないのが、つらいところだが・・・。