神社の祭りでお勉強


お仕事を休んで、神社の祭りに参加していました。
子供が、だんじりに乗って太鼓をたたいていたので、その付き添いです。


お年寄りの方の会話でいろいろ勉強になりました。


だんじりに乗った子供たちが太鼓、鉦、笛、鼓で、演奏(リズム?)を取って、その間に神様が移動するようです。
(お年寄りの方が「神様が降りてくるんやから、ちゃんと演奏せな、あかんよ。」と言っていた。)


まず、神社の本殿?みたいなところから、御神輿(おみこし)に、神様が移動するらしい。
そして、その御神輿を牽いて(この御神輿には、台車がついている)、近所をまわります。


所々の家でまた、神主さんと巫女(みこ)さんが拝みます。(その間も子供たちが演奏している)
すると、その家に神様が降りてくるらしい。
(訪問先でも、「神様が降りてくるんやから、ちゃんと演奏せな、あかんよ。」と言っていた。)


何件もまわって、その都度、その家に神様は降りてくるらしいのです。


そして、神社に帰ってきたときに、御神輿から本殿へ神様は戻るらしい。


それにしても、日本の神様って感じええなぁ。と思います。
あまり宗教のことは詳しくないので、イメージだけですが、他の宗教の神様や仏様は、
これほど都合よく、移動してくれないように思います。


もう一つ、新しい発見がありました。あいさつです。
神社や、訪問した先で、「おめでとうございます」と言っていた。
よくわからないので、「ありがとうございます。」と言ったけど、それでよかったのだろうか?
(子供が太鼓たたくことが、おめでたいことなのだと、思っていた。)


今考えると、雰囲気的には、年明けのあいさつでいう「あけまして、おめでとうございます。」の
「おめでとうございます。」に近いような気がする。神様が降りてくるので、おめでたいということなのかも?


ひょっとして「ありがとうございます」は、メチャメチャアホなあいさつだったかも?


正月のあいさつで、
「あけまして、おめでとうございます。」
「ありがとうございます。」
という感じだったの??



子供の準備なども含めて1日仕事でした。
だんじりについて歩くのも、道中、お接待をしてもらいながらで、約3時間かかりました。
御神酒(おみき)もいただいて、歩くので結構疲れました。

しかし、日本的な世界を満喫できたとても有意義な日を過ごすことができました。